現在、当院では予約は受け付けておりません。また、美容に関する施術および化粧品、サプリメントの販売は行っておりません。

東大阪市西石切町にある皮膚科クリニック

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アレルギー

アレルギー(金属、食物、毛染め等)

ラテックスアレルギー

ゴムの木から抽出されるラテックスによるアレルギー反応です。ゴム製品をよく使う医師や看護師、ゴム製品製造業、長い期間ゴム製品を使用している方、アトピー性皮膚炎の方は注意が必要です。ラテックスに触れたあと5~20分以内に、触れた部分にじんましんが出てかゆくなります。粘膜や全身の症状をともなったり、アナフィラキシー症状をおこすこともあります。ラテックスを含む製品は使わないでください。さらに、バナナ、クリ、アボガド、キウイなどを食べた後で、じんましん、鼻水、目の充血、ひどい場合はアナフィラキシー症状を起こすことがあります。バナナ、クリ、アボガド、キウイおよびこれらを含む加工品は食べないようにしましょう。

金属アレルギー

汗や体液で溶け出した金属によっておこるアレルギーです。金属製品でなくても、金属成分が含まれていれば金属アレルギーを起こすことがあります。
例)イヤリング、ネックレス、指輪、ベルトのバックル、ビューラー、ピアス、腕時計、皮製品(ベルトや革靴など)、アイシャドー、マスカラ、アイライナー、セメント、まゆ墨、たばこの煙、ナッツ類、香辛料、防腐剤など

食物による発疹やかゆみ

多くはヒスタミンが関係します。たくさん食べたとき、胃腸の調子が悪いとき、体の抵抗力が弱っているとき、体調が悪いときは症状がでやすくなることがあります。またショックをおこすこともあるので注意が必要です。
アレルギーとは関係ないものとして、サバやマグロなど(古くなったもの)、ホウレンソウ、イチゴ、バナナ、チーズ、赤ワイン、チョコレート、防腐剤、サリチル酸、人工色素、あくの強いもの(タケノコ、ナスなど)、豚肉、餅、シイタケ、香辛料、ヤマイモ、サトイモ、キウイフルーツ、パイナップル、アロエなどがあります。また、食物アレルギーとして1~1歳半頃までは、牛乳、卵、大豆、小麦などが原因になることがあります。小児期~成人期では、エビやカニをはじめとする甲殻類や魚介類へのアレルギーが比較的よくみられます。また、ソバ、ピーナッツによるアナフィラキシー症状がみられることもあります。

口腔アレルギー

白樺、ハンノキの花粉に対するアレルギーのある方の中には、リンゴ、さくらんぼ、セロリを食べた後、15分ぐらいしてから、口や喉がイガイガしてかゆくなることがあります。ひどい場合は全身にじんましんが出て気分が悪くなったり、ぜん息のようになって声が枯れ、呼吸が苦しくなることがあります。

テープかぶれ

多くは、粘着力の強いテープを使ったり、勢いよくテープをはがすことが原因です。テープは粘着力がそれほど強くないものを使い、ゆとりをもたせて貼りましょう。皮膚の弱い高齢者や小児の場合は注意が必要です。なおテープの糊や薬の成分に対してかぶれをおこすこともあります。

毛染めによるかぶれ

頭部よりは顔、目のまわり、うなじが赤くなってガサガサします。かゆみやつっぱり感、ヒリヒリした痛みをともなうことがあります。原因のほとんどは染色剤のパラフェニレンジアミンです。かぶれをくり返すうちに強い全身症状がおこすことがあります。脱色タイプでかぶれた方は、それ以降は脱色タイプの毛染めは使わないでください。

植物によるかぶれ

アレルギーとは関係ないものとして、バラ、イネ、サボテンなどのトゲ、モモの表面の細かい毛、イラクサ、イチジクなどがあります。アレルギーによるものとして、サクラソウ、キク、ウルシ(うるし塗りの家具を含む)、ギンナン(果肉部分)、ウルシ、ハゼの木、西洋サクラ草、ラン、キクなどがあります。これらに触れた後は手をしっかり洗いましょう。

アナフィラキシー

じんましんやむくみが急に全身にでて、下痢、むかつき、呼吸困難など強いアレルギー症状を一度に引き起こすものをアナフィラキシーといいます。さらに、血圧が下がって意識を失うなど重篤な症状をアナフィラキシーショックといいます。たとえば、蜂に刺された際に蜂毒への抗体が作られた方の場合、再び蜂に刺されると体内に入った蜂毒とその抗体が結合し、全身でアレルギー反応を起こします。その結果、短時間のうちに全身にじんましんやむくみが出て気分が悪くなることがあります。

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