ぶつぶつができた場合
考えられる原因は虫さされ(虫刺れの項を参照)、あせも、とびひ、みずいぼ、とびひ、感染症(ウイルス、細菌)、服用している薬(常用薬、健康食品、サプリメントを含む)による薬疹などです。
あせも
- あせもは、汗の管がつまるなどして汗が出にくい状況下で、急に大量の汗をか くことで、汗の管から汗が漏れだして皮膚に炎症を起こすことで生じます。
- 背中、胸、肘の内側、膝の裏側にぶつぶつが見られます。
- シャワーをまめに浴び、体を清潔にしておけば、かなり症状はおさまります。
- あせもがひどい場合はクーラーも役に立ちます。
- お風呂の時に軽い痒みや痛みを伴うこともあります。
- 冬、厚着することでもあせもが出来ることがあります。
とびひ
- 虫刺れ等の傷が治らず、ジクジクして広がるときはとびひです。
- 初期には水ぶくれが見られます。
- この水ぶくれはすぐに破れて、バイ菌を含む膿汁が飛び散り、容易に他の場所にうつしてしまいます。
- 子供どおしでは容易に感染します。
- ガーゼを当てておきましょう。
- シャワーは構いませんが、入浴は控えましょう。
- プールはとびひが乾くまで禁止です。
- 手はきれいにし、引っ掻いて他の場所に広げないようにしましょう。
- 衣類や寝具は共有しないでください。
水いぼ
- ニキビ程度の大きさで、表面はみずみずしく光沢があります。
- 中にある白いものが飛び出し、引っ掻くたびに数が増えます。
- 自然に治癒しますが、他の人にうつるため処置が必要なことがあります。
- 手はきれいにし、引っ掻いて他の場所に広げないようにしましょう。
- 子供どおしでよく感染しますから、衣類や寝具は共有しないでください。
感染症や薬疹
- ウイルスや細菌の感染、薬(普段から常用している薬や健康食品、サプリメントなどを含む)が原因となって全身の皮膚に赤いぶつぶつができることがあります。