皮膚の病気

におい(足のにおい・わきが)

01.におい

体のにおいは汗(エクリン汗腺、アポクリン汗腺)、皮脂、および皮膚につく雑菌が関係します。エクリン汗腺から分泌される汗は、運動したときなどにかく通常の汗で、全身に分布しています。なかでも足の裏には多く分布しています。いわゆる汗臭さはエクリン汗腺から分泌された汗によって雑菌が増殖することで生じます。一方、アポクリン腺は脇の下、股間、胸など体の特定の部位に多く分布しています。アポクリン汗腺は通常の汗の成分以外に、脂肪や蛋白質を多く含んでいることが特徴です。そのため脂肪分や蛋白質を栄養にして雑菌がより活発に活動するため、すっぱい臭いにおいがします。皮脂もにおいに関係します。皮脂腺は頭、顔面(とくにTゾーン)、首筋、耳の裏、肩に多く分布します。皮脂の分泌が活発になると常在菌によって皮脂が酸化され脂肪酸になり、この脂肪酸がにおいの素になります。頭のにおいは主に皮脂から出来た脂肪酸によるものです。思春期になると皮脂腺の分泌が活発になりますから、においも強くなります。

スキンケア

汗や皮脂に雑菌という要因が加わってにおいが生じるわけですから、臭うようになってから洗ってもうまくいきません。汗をかく前から清潔をこころがける習慣をつけることが大切です。汗のにおいが気になる場合は制汗剤を使ってください。制汗剤にはスプレータイプ、ミストタイプ、シートタイプ、ロールオンタイプ等があります。このうち、ロールオンタイプは最も高い制汗効果を示します。スプレータイプやミストタイプは汗をかく前に、シートタイプは汗をかいた後で使うと効果的です。

02.足のにおい

靴下を長時間履き替えなかったり、通気性の悪い靴を履いていると、菌が増殖して程度の差はあれ、誰でも数時間で足は臭くなるものです。冬でも、こたつ、カーペット等の暖房で足がにおうことがあります。汗に雑菌という要因が加わって臭いが生じるわけですから、におうようになってから洗ってもうまくいきません。汗をかく前に足をこまめに洗う習慣をつけることが大切です。足を洗う目的は足の裏の雑菌の数を出来るだけ減らすためと考えてください。そしてこまめに靴を脱いで、通気性を良くしましょう。指の間を含め、足全体を綿のタオルで優しく、丁寧に洗ってください。洗った後はしっかり乾かしましょう。こうした足のケアは継続して行ってください。靴下や靴は吸水性の良い、抗カビ、抗菌効果のあるものにしてください。また革靴よりもズック靴など蒸れにくい素材の靴がよいでしょう。

03.わきが

脇の下が悪臭を放つ状態をいいます。脇の下はアポクリン汗腺が発達したところで、これを栄養にして雑菌の活動が活発になるため悪臭がします。シャツや下着が黄色く染まるのは、アポクリン汗腺から分泌された汗に蛋白質や脂肪が含まれているためです。汗をかいたら脇の下はシートタイプの制汗剤で汗を拭きとりましょう。

04.その他

体調、便秘、肉類の食べすぎなどもにおいと関係しています。ただし、においの感じやすさには個人差があります。思い当たるところがあれば改善し、手軽にできるスキンケアからはじめてみましょう。

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